2014年12月16日火曜日

博士課程一問一答

博士課程 Advent Calendar 2014 のエントリーです。

1回目のテンプレをお借りしました。

 

Q0. 筆者プロフィール

現在: 素数大JK
以前: 素数大(電気・情報系) → 素数大修士(画像圧縮符号化・画像処理の研究) → 素数大博士(画像処理・信号処理・最適化の研究)

大学は同じですが、学部・修士→博士→現在の職場で研究室を変わっています。
研究では無限次元に居たりしますが、実際は二次元が好きです。


Q1. 博士課程ってなんですか

研究をしておまんまを食べていくための免許(博士号)を取るための訓練期間です。
具体的には大学卒業後、大学院に進学し、(通常は)修士2年+博士3年間で訓練を行います。
より具体的には、ひとつの研究室に所属し、そこのボス(大抵、教授 or 准教授)から
「頭が死ぬほどファックするまでシゴいて(意訳:研究指導)やる!ケツの穴でミルクを飲むようになるまでシゴき(意訳:研究指導)倒す!」
と某軍曹並の指導を受けながらしこしこ研究をします。


Q2. なんで博士課程に進学するんですか

「むしろなんで博士課程に進学しないんですか」

...真面目に答えると、理由は様々ですが、基本的には前述した博士号を取るためです。
僕の場合は、1. 大学教員になりたかった(理系の場合は博士号ほぼ必須)、2. 研究がそれなりに好きだった(今は怪しい)、3. ”頭が良い”人達が多く居る環境に身を置きたかった(そっちのほうが面白い)からです。
 

Q3. 普段どんな生活してんのさ

博士時代は、ゼミのある日は朝9時、無い日は昼過ぎか夕方か夜に研究室に行ってだらだらしていました。気分が乗ったら研究したりしてましたが、〆切直前じゃないと気分が乗らないことがほとんどなのでたいていは研究に関係ない本を読んだり雑談したり声優ラジオ聴いたりネトサしてました。
まぁ各研究室における最低限のルールに従いつつ、修了要件(よくあるのはジャーナル2、3本)を満たせればどんな生活スタイルでもいいんじゃないすか。ゆるく楽しく生きるのが一番だと思ってます。


Q4. 在学時の金銭問題に関して一言

学振(DC1)の給料20万弱で家賃・税金・保険料・光熱費・生活費等をやりくりしていました。ボーナスもなければ、福利厚生もない上に、学振をとっていると原則バイト不可なので、東京一人暮らしの身としてはキツキツでしたね。
学振給料に関しては、地方・実家暮らしと受給額が一緒ってのはちょっとなーと思っていました。
 

Q5. 学振について

DC1に面接免除で採用でした。
当時の業績は、レター1本+国際会議2件+国内会議数件だったかな。
給料(キツキツでしたが)・研究費共に助けられました。


Q6. インターンについて

行ってないですね。メリット・デメリットあるでしょうが、好きにすればでFA。
僕の場合、行くなら海外の有名研究者と一緒に仕事してコネ作っとくのがいいかな、と思ってましたが、海外で長期間生活したくない(海外出張すらめんどい)ので結局やめました。


Q7. 楽しいこと3つ

  • 二次元コンテンツ(アニメ・エロゲ・マンガ・ラノベ等)の消費
  • お酒 with おいしいごはんの消費
  • 会いたい人と会って話したい人と話す


Q8. つらいこと3つ

  • 人生に意味を求めず強度(楽しさ等)を味わいたいのにそれが満足に実践できていないという実存的問題
  • 論文書きたくない
  • 論文書きたくない


Q9. 現時点で後悔していること

「人生なんて、現在進行形で黒歴史」
 

Q10. 博士課程に向いている人

知らん。自分で考えろ。



以上です。